気管虚脱対応型ハーネス
とは？
気管虚脱対応型ハーネスとは、一言で申しますと、気管虚脱のワンちゃんに安心してお奨めできるハーネスのことです。
私たちは、そのようなハーネスを見つけるために、市販されている様々なハーネスを検証してみました。現在市場では、例えばリードと一体型のもの、ベスト型のもの、ワンタッチで脱着のできるバックル式のもの、引っ張り防止タイプのもの、などなど、実に様々な形状や素材のハーネスが市販されています。ところが残念ながらそれらのハーネスは、少し喉の部分に負担がかかったり、サイズ調整ができなかったり、もしできたとしても、とても手間がかかったり、また、首の側から抜けやすかったり、素材や形状のせいで被毛や皮膚を傷めたりと、どれも帯に短し襷に長しで、なかなか「これだ！」と推奨できるようなハーネスが見つかりませんでした。そんな中、これぞ「気管虚脱対応型」と呼ぶに相応しいあるハーネスにたどり着いたのです。
そのハーネスは「バディーベルト(BUDDY BELT)」という商品名の、下の画像のようにまるでメガネの様なユニークな形状をしたカナダ製のオール・レザーハーネスです。一般的なハーネスと違って、体重を胸当ての面でしっかりと受け止める構造ですので、喉や首への負担が殆どありません。それが気管虚脱のワンちゃんにとって最も重要なポイントです。
下のイラストはバディーベルトが気管を圧迫しない様子を他のハーネスとの比較で分かり易く説明しています。
装着方法は、下の写真のように左右のリングに前足を片方ずつ通し、ベルトの両端を持って背中の方に回せば、あとは尾錠を締めるだけです。ベルトには5つの穴が開いていますので、サイズ調整も簡単に行えます。
この「バディーベルト」は、獣医師の先生方の評価も高く、とりわけ気管虚脱治療に定評のある獣医師の方々から気管虚脱に対応した優れたハーネスとして推奨いただいております。
サイズはどのように選べばいいの？
このバディーベルトは、1号から10号まで全部で12種類のサイズに細かく分かれていますので、それぞれのワンちゃんの体格にピッタリのハーネスをお選びいただけます。
サイズを決める際には、必ず胸囲の寸法をお測りいただいております。下の画像を参照していただき、ちょうど前足の付け根あたりでお測りください。
胸囲のサイズを下のサイズ表で照らし合わせれば適正サイズが分かります。体重はおよその目安ですので、先ずは胸囲が優先となります。ご不明な点がございましたら、お気軽に当振興会または販売店にお問い合わせください。
【サイズ表】
